October 19, 2007

富弘美術館


先日、車で群馬県の山奥にある、

富弘美術館へ。

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草木湖のほとりにある美術館で、周りは、大自然のみ。

何もないけど、それがまたいいんだよなぁ。

富弘美術館は、その名の通り、星野富弘さんの作品が

展示してある美術館。

ここで、星野富弘さんのご紹介。

元々は、中学の教諭として働いていたが、

クラブ活動の指導中に、頚髄を損傷。手足の自由を失う。

入院中に口に筆をくわえて文や絵を描き始める。

そして、雑誌や新聞に作品を掲載するようになり

個展も全国各地で開催。

今では、世界各地でも個展が開催されている。

障害を持ちながらも素晴らしい作品をたくさん作り出していて

障害を持ったからこそ、分かった事や、感じた事など、

ココロにぐっとくる、文章には考えさせられるものがあります。

この、美術館は二年前に改築され、

建物も、すごい面白いつくりになっている。

全ての部屋が、円の形になっているのだ。

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展示作品を見ているうちに迷うこともあるが

それもまた、面白い。

何よりも、展示されている作品が活かされた空間なのだ。

冨廣さんの作品は、暖かい空気が感じられたり、

時には、切ない空気だったり、人間味が作品から伝わってくる。

作品を見た後は、何だか、心が軽くなった。

美術館を出て、周りの景色にも、感動。

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これからの時期はきっと紅葉も綺麗なんだろうなぁ。

いいところ。

また行きたい。

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