July 11, 2007

beyond red with insanity


東信(azuma makoto)さんを知っていますか?

銀座に花が一輪も置かれていないオートクチュールの花屋

『JARDINS des FLEURS』オープンさせた人物。

そこは本当に花が一輪も置かれていない、真っ白な空間。

そんな花屋を営む傍らNYでの個展、

cartier現代美術財団でのアートパフォーマンスなど

国内外から注目を集める新進気鋭のフラワーアーティスト。

昨年の12月にTV「情熱大陸」でも紹介されて話題に。

前々から、雑誌などで作品を見ていて、

気になっていた人物。

そんな、東さんが、4月から2年間限定で

清澄白川にAMPG(azuma makoto private gallery)を

スタートさせた事を知り、早速行ってみた。



元々は印刷工場だったらしいが、一見とてもgalleryとは

思えないほどのたたずまい。

毎月さまざまなコンセプトに基づいて作品を発表していくのだが

7月は、毎日、朝、東さんが赤い花の作品を

作っていると聞き、ビックリ。

赤という色は不思議な色で、

言葉にしがたい感情を呼び起こす。

20日間、毎日異なった種類の赤い花を生け続ける。

その赤の世界の中で様々な事を感じて欲しい。

との事。

そうやって、毎日、赤い花の作品を作る事によって

赤の向こう側が、何か見えてくるのではないか。

何か、違うものを感じられるのではないか。

そんな、考えから、今回の展示は始まったらしい。

なので、毎日違う作品が展示されているので

毎日足を運びたくなる。

東さんが持っている情熱がヒシヒシと感じられるスペース。

絶妙のバランスや感覚は、見ていて圧巻。

製作過程をビデオに撮っておいて、毎日流しているのだが

作られていく過程を見る事ができて凄く面白い。

普通は、そういったのを嫌う人が多いですからね。

2年間限定という事なので、毎月通いたいなぁ。

清澄白川という場所も初めて降りたのだが、

これぞ下町!といった感じのあったかい雰囲気の町で

和んだ一日。



ジーニーがいたんです!笑